ダイアログ・イン・ザ・ダークの感想
本日、ダイアログ・イン・ザ・ダークに行ってきました。その感想を書き留めます。
途中カフェでドリンクを注文します。ビールを頼んだらグラスとビンをそれぞれ渡されて自分で注いで飲むスタイルでした。何も見えない中で注いだビールは一口しか入っていませんでした。ビビってました。
最後に小さい光から少しずつ明るい所に戻ります。ここは自分の視覚と脳が一致しないような不思議な感覚になりました。全く関係の無い景色が見えるような感じでした。すごく印象に残ります。
簡単に
ダイアログ・イン・ザ・ダークとは、暗闇の中で、知らない人たちとグループになって行動するアクティビティです。白杖を持って90分間、歩いたりカフェに行ったりします。
http://www.dialoginthedark.com/
きっかけ
仕事中にWebでダイアログ・イン・ザ・ダークに行ったという感想を見たのがきっかけです。どんなものだろうと興味を持ったら、今年の8月いっぱいで終了するとのこと。これは終わる前に行ってみようと思いました。
そして一人で参加にしました。家族で行ってみたかったけど、うちの子供は対象外の年齢だし、0歳児を連れて妻と同時参加は難しいので、妻に断って一人で参加しました。
事前情報
いくつかWebに感想をあげている方がいるので、見ていました。
価値観が変わるとか、是非体験した方が良いとか、良いとこどりの情報を目にしていました。
やって見て
不思議な体験だし、経験できてよかったと思います。迷っている人がいたら迷わず勧めます。が、僕にとっては価値観が変わるというほどではなかったです。
グループは6人でした。僕を含めて男性2名、女性4名。一人参加は僕の他に一人いました。年齢はみな20台から30台と思われます。
僕は普段からあまり喋らず、自身をコミュニケーションが苦手なタイプだと思っています。以前はそんなことはなかったのですが、SEに転職してからどんどん喋らなくなり、苦手意識が増えてきました。これをどうにかしたいという思いがありました。が、やっぱり素の性格は暗闇の中でも変わらず、なかなか言葉が出ませんでした。
いっぽう一緒に行動した方の声にすごい安心感がありました。不安そうな声には安心感がなかったけれど、楽しんで行動している声はすごい安心感があります。この声は僕も手に入れないといけません。妻と子に安心感を与える夫&父になりたいのです。
行動は白杖と手の感覚です。白杖で人を叩く恐怖感が強く、あまり捜索範囲を広げられず、手で探ることが多かったです。ただグループには女性が多かったのでセクハラに気をつける必要があります。なので基本的には声が聞こえる方にそっと行くように行動しました。聴覚に集中するとますます声を出すことを忘れます。
途中カフェでドリンクを注文します。ビールを頼んだらグラスとビンをそれぞれ渡されて自分で注いで飲むスタイルでした。何も見えない中で注いだビールは一口しか入っていませんでした。ビビってました。
最後に小さい光から少しずつ明るい所に戻ります。ここは自分の視覚と脳が一致しないような不思議な感覚になりました。全く関係の無い景色が見えるような感じでした。すごく印象に残ります。
今回のテーマは、新しく始めること、でした。途中の暗闇の中で自身を振り返ります。
僕の最近始めた新しいことは、二人目の子供が生まれたこと、知人のスタートアップのアプリ開発をボランティアしていることが思い当たります。ダイアログ・イン・ザ・ダークも新しく挑戦したことの一つです。色々思うことはあるけれど、ダイアログ・イン・ザ・ダークとはいまいちリンクしなかった。きっと僕自身がダイアログできてないのがあるだろうと思います。
自分が普通だと思っていることは、他の人には普通で無いことがあります。それを再確認しました。息子を見ていて、僕にできることが全然できない時に寛容になれないこともあります。できることは人それぞれ違っているのに、自分の感覚を押し付けることがあります。自分の感覚を他人に押し付けないようにする、この気持ちをちゃんと持っておこうと思いました。
まとめ
安心感のある声は重要
自分の普通を押し付けない
喋るの苦手なのは変わらない
美人がいると緊張する
ちょっと価値観変わってたかも
また体験したい
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